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方丈記の世界に思いを馳せる&ひめあかり、さやきみよわす、あすひかり!!

随筆『方丈記』の作者鴨長明は丁度八百年前に世を去つた。今年は没後八百年の佳節にあたる。
今宵は鴨長明の生涯と方丈記の世界に思いを馳せる。長明は、西暦1155(久寿2)年、下鴨神社/加茂御祖神社の最高位神職の次男坊として生まれた。
翌1156(保元元)年、保元の乱(崇徳上皇と後白河天皇らか争う、武家か政界進出)か、1159(平治元)には、平治の乱(源義朝らと平清盛らか争う)か相次いて起きている。
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『さかみたまつるき』「ひめあかり、さやきみよわす、あすひかり」
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一、ひめあかり、さやきみよわす、あすひかり、ふりめてみつる、ふくよかめさめ、すめよたまつるき。
一、めにあかり、さやきみよわす、ひかいつる、むすめてなのか、ふくよかめさめ、すめよたまつるき。
一、みめあかり、さやきみよわす、ふたやます、こよめておとす、ふくよかめさめ、すめよたまつるき。
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一、よてめつる、さやきよめさめ、さちひかり、ふりめせみつる、めふくみそめよ、むつめたまつるき。
一、よひめつる、さやきよめさめ、よかいつる、むすめせなのか、めふくみそめよ、むつめたまつるき。
一、むすめつる、さやきよめさめ、みにやます、こよめせおとす、めふくみそめよ、むつめたまつるき。
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一、なのあかり、さやきみめせよ、むすひかり、ふりめてみつる、ふくなそめつる、すめみたまつるき。
一、やまあかり、さやきみめせよ、なのいつる、むすめてなのか、ふくなそめつる、すめみたまつるき。
一、こよあかり、さやきみめせよ、ひなやます、こよめておとす、ふくなそめつる、すめみたまつるき。
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一、、やにめつる、さやめきめなす、なにひかり、ふりめせみつる、めさめよひとめ、なつめたまつるき。一、ふくめつる、さやめきめなす、みないつる、むすめせなのか、めさめよひとめ、なつめたまつるき。
一、やよめつる、さやめきめなす、とにやます、こよめせおとす、めさめよひとめ、なつめたまつるき。
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随筆『方丈記』は、長明か58歳の時に完成した。
前半は自身の体験した『五大災厄』、後半は『方丈の庵』ての暮らしに纏わる出来事を記している。
『枕草子/清少納言作、春はあけほの、やうやうしろくなりゆく』『方丈記/鴨長明作、行く河のなかれはたえすして』『徒然草/兼好法師作、徒然なるままにひくらし』を三大随筆と呼ぶ。
天地騒かは人心乱る、人心乱らは天地か騒く!!
皇紀1876年(西暦1216年)、鴨長明逝去。
葉月廿八日、記す、めさめよひとめ、なつめたまつるき!!
追記、台風10号の接近の影響て今日も雨か降つたり止んたりの一日たつた。
膨大な量の雨水か大地に染み込んた。放射冷却現象か起こり夜風か冷たい。
あやのうさき(天つ國、在住)

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